TTWAさんの思考成果物置き場

健やかな26歳男性が考えたことについて、ふんだんに主観と詭弁と出任せを交えて適当になぐり書きします。真に受けないでください。

ポジティブ思考を得るための4つの方法

※このブログは日頃文章にロクに触れていない人間が哲学を修めていないのに哲学っぽいことを語ったり心理学を修めていないのに人の行動心理っぽいことを語ったりする詭弁満載ファンタジーブログです。以下の「はじめに」を読んでご理解いただけた方のみ鼻でもほじりながら読んでください。

https://ttwa.hatenablog.com/entry/2019/09/04/210153

 

 

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前回の記事でも書いているんだけど、僕は20代前半まで相当自己肯定感が低く、それによるネガティブ思考に苛まれながら生きてきた。しかしこの数年で考え方の矯正を試みて、その結果それなりにポジティブ思考を体得することができたんじゃないかと考えている。

そこで、本記事では僕の実践した「ポジティブ思考の手に入れ方」を共有しようと思う。その内容は完全自己流で僕が体験したという事実以外エビデンスが存在しないやり方ではあるけど、誰かのネガティブを改善する一助になれば幸いである。

なお、繰り返しだがこの記事の内容は飽くまで実体験ベースであり学術的論拠などは一切ないので、当てはまらない人がいるのは承知だし、これをすれば心療内科などに通わなくていいということは断じてない。病院や薬を含め必要な助けを借りながら前に進むことは大切なことで、その"必要な助け"のうちの一つになれば、と願うばかりである。

 

 

 

 

前置き:ネガティブな自分を殺す必要はない

ポジティブな考え方を得る方法を解説する前に、「ネガティブな自分を殺す必要はない」ということを伝えたい。

ポジティブな人間になろうとするうえで考えがちなことは「ネガティブな自分とおさらばする」ということだ。 こう考えるのは真っ当で、なぜなら今までの自分を苦しめてきたのは紛れもなくネガティブな自分だからである。

しかし待ってほしい。ここで忘れてならないのはそのネガティブな自分も紛れもなく「自分」なのだ。この自分自身を否定しようとするというのは、つまり自分に対してネガティブシンキングの矛先を向けるのに等しいのである。ポジティブになるつもりが自分をネガティブで突き刺すことになってしまう。これでは本末転倒だ。

なので、まずは「ネガティブな自分は殺さなくてもいい」ということをよく脳裏に刻んで欲しい。例えばあなたが日本からアメリカに移住したいから英語を話せるようになりたいと思い勉強する時、わざわざ日本語を忘れる必要はないはずだ。アメリカで暮らすなら主要な言語は英語に切り替わるだろうけど、日本語話者としての自分を殺す必要はどこにもない。しかし、アメリカで暮らすうちに日本語を使う機会が減って、ふとしたときに「あれ?日本語でどう話すんだっけ?」となる日が来るだろう。

つまりこれを、ポジティブ思考とネガティブ思考に置き換えて行えばいいのだ。ポジティブ思考を学び実践し、習慣づけるうちにネガティブ思考を忘れてしまう。そのために無理にネガティブ思考を殺す必要はない。ただポジティブ思考を自分の思考習慣に付け加えるだけ。

是非今の貴方を大事にしながら、これから先に述べる方法の実践を検討して欲しいと思う。

 

 

本題:ポジティブ思考を得るための4つの方法

ここからは僕の実践してきたポジティブ思考を得るための方法について解説していく。なお解説中に「ネガティブ思考にありがちなこと」をとうとうと語る場面もあるが、全く学術的なエビデンスなどは存在していないので、僕の偏見丸出しであることも踏まえて読んでもらえると助かる。

 

1. 肯定することを前提に物事と向き合う

まず第一歩として、何事も肯定的に捉えることから始めよう。

ネガティブ思考に陥るとありがちな現象として、色々な物事に否定的ないしは無関心になることが多いと思う。常に「微妙だなぁ」とか「どこか悪いところがあるのでは」と、ついつい粗探しをしてしまう。

これがつまり、「習慣化されたネガティブ思考」だ。ニュートラルに物事を考えた時についつい否定側に傾いてしまう状況が実はとても危なくて、まずはこの部分を治すことが重要だ。

そこで、目にしたものに対してはできる限り「こいつをとことんまで肯定してやろう」という目線を持って、良いところ褒められるところを積極的に探すようにしよう。ときには少し無理のある肯定をする必要もあるかもしれないが、思考のニュートラルをポジティブに切り替えるにはまず第一歩は無理やりにでもプラス思考をすることだと思う。

勿論、これはネガティブ思考の自分を殺すためのプロセスではない。むしろ、ポジティブ思考の自分を産むための第一段階なんだ。これは英語を学習するうえでの"I am ほにゃらら."であり、プログラムを勉強する時の"Hello world!"なんだ。ポジティブ思考初心者として、この訓練は是非行って欲しい。そうして他者に対して培った肯定的な目線を、今度は自分に向けてやればいい。

 

2. 自分の見た目に投資する

とにかく最小限でも最大限でもいいのでコストをかけて、自分の見た目に投資をしよう。

投資と言うとなんだか胡散臭かったり高額な空気がしてくるがそういう話ではない。ここで言いたいのは、GUの服を買うでも1日5分筋トレするでも何でもいいので、とにかく自分の見た目を良くするために少量でもお金や時間を使うことが重要だということなんだ。

多くの場合はネガティブになると「どうせ自分は」という感性が働いて、自分に対して良いことをしてやろうという気持ちが薄れてくる。そして自分に対して無関心になり素っ気なくなることで、自分に対してポジティブな気持ちを向けることができなくなってしまう。

そこで、自分の見た目に投資することで、「自分に投資した自分、偉い!」という褒める口実を作るんだ。別にその結果筋肉が付こうが付かまいがファッションが良くなろうがダサくなろうがそのへんはどうでもいい。とにかく「自分に対してお金や時間を使って何かをしてあげた」という実績を作ることで、それをした自分をべた褒めするんだ。

何をアホなことをと思うかもしれないが、ネガティブな人に限って「自分を褒めることに慣れていない」という特性がある。だからこそ褒める口実を作って自分を無理矢理にでも褒めちぎることで、自分を褒めることに慣れるんだ。英語学習の時に腐るほど"My name is ~~~"と言わされることで自己紹介の仕方を覚えるように、とにかく口実を作っては自分を褒めまくって、自分を褒めるやり方を覚えよう。そのためにも、自分に時間やお金を投資することをおすすめする。

こんな自分にわざわざお金や時間を使うなんて…という気持ちはネガティブでもある自分には痛いほどわかるしそんな暇があったら他の何かに費やしたいのは山々なのは承知だけど、ここはぐっと勇気を持って自分に使ってやってほしい。人生トータルで見たときには、きっと目先の何かよりも生涯使えるポジティブ思考を得たほうが、最終的に幸せに生きられるんじゃないかと僕は思う。

 

3. ポジティブな考え方を吸収する

ここまでは他人を肯定しまくったり自分をべた褒めしまくろうとは言ってきたけど、実際やってみようとしても褒め方がわからないことは往々にしてある。ただ冷静に考えると、世の中には実在する人にしろ創作上のキャラクターにしろ、実に沢山のポジティブが溢れかえっている。これらからポジティブ思考の使い方を学ぶことは大いに可能だ。

これについては本当に様々なやり方があるので、自分が日頃やっていることの周辺から学ぶ対象を見つけると良い。例えば自分が映画好きなら映画に出てくる底抜けに明るいキャラの考え方を真似るでもいいし、観ているテレビにナルシストキャラが出てきたらその人がどう自己肯定しているかを取り入れるでもいい。それらから吸収することで、肯定するための語彙を増やしていこう。英単語の語彙力が無ければ英語で満足に会話ができないように、ポジティブに考えるためにはポジティブの語彙力を伸ばすことが肝要だ。

ちなみに、僕自身はだいたい以下のものからポジティブとは何ぞやを学んだ。

・哲学関連の本

・ボディビル大会の掛け声

・飲みに行くポジティブな友人知人

・意識高い系のビジネスの人

哲学関連の本を読むのは長きにわたり語り継がれる思考のヒントを得る意味でとても有効だ。ボディビル大会の掛け声については、これはもうあらゆる語彙を駆使して褒めちぎるというもので、そこから「全力で褒める」という姿勢を学んだ。ポジティブな知人友人の話を聞くこともとても良くて、実際どんなふうに考えているかを生の対話で聞ける貴重な機会である。最後に意識高い系だが、そのビジネス自体の白黒はさておき、ああいう人たちは美辞麗句を並べて自分たちのビジネスに相手を引き込もうとする。美辞麗句を使うということは、彼らの放つ言葉には誰かをその気にさせてしまうほどに前向きな語彙の宝庫なのだ。ビジネスに乗る必要は微塵もないが、ポジティブを盗む相手としてはこれ以上のものはなかなかいないだろう。

こうしてポジティブの語彙を吸収して力を高めることで、ポジティブに考えるための材料を充実させていこう。

 

4. 肯定をアウトプットする

肯定する口実や肯定する語彙を蓄えたところで、次に行うべきは肯定を口に出すことだ。

例えば京大の試験に合格するほど英語の語彙も文法もばっちりでも、いざ話すとなると全くできないという人は結構いる。これは、語彙や文法で知識があっても、実際に会話したりしてアウトプットするという行為に慣れていないからだ。

肯定感に関しても同じことが言えて、いくら肯定する手段や口実を積み上げていても、実際に言葉にして肯定してみなければ、いつまで経ってもやり方は身につかない。

勿論他人と面と向かって「自分はすごいんだぞ!」と言うのは気恥ずかしい。なので、独り言でもいいから、例えば食器を洗った後に「食器洗った~~俺は偉い」と声に出して呟くことを是非やってみて欲しい。それを繰り返すことで、日常の小さな肯定の種も言葉の形に花を咲かすことができるようになるはずだ。

なお、これを実践する上で実は最も適したツールが有る。それは他ならぬTwitterだ。およそ140文字という短い制限のために大げさな美辞麗句を並べまくることは難しい一方で、ちょっとしたことに対してサクッと自分を褒めるにはうってつけのツールなのである。フォーマットとしては独り言みたいな感じになるし。

こうすることで、「肯定するきっかけを見つけて、その肯定を表現する」ことに慣れていくんだ。しんどそうに思えるかもしれないが、慣れれば案外難しくないんだ。これが。

 

 

おわりに:"ポジティブを演じる"ことを習慣化する

繰り返しになるけども、これまで挙げた4つの項目を実行するために、ネガティブな自分を殺す必要は一切ない。なので冷静になったときにふとネガティブ思考が戻ってきても落ち込まず、根気よく「ポジティブを演じること」に取り組んでほしい。

ポジティブを"演じる"だなんて…と思うかもしれないが、冷静に考えると、自分を演じることは実は無意識かつ日常的に行っている。気の知れた友達と忌憚なく話す時には"忌憚なく話す自分"を呼び出しているし、恋愛対象になるような相手と食事に行く時には"少しでも相手から良く見える自分"として振る舞うし、会社で上司と話すときには"会社の一員としての自分"として行動する。これを無理しなくても使い分けられるのは、これらのキャラクターを演じることが習慣化しているからなんだ。

だったら、この演じるリストに"物事をポジティブに捉える自分"を追加して、それも習慣化してしまえばいいんじゃないか。それによって無意識にポジティブな自分を呼び出すことができるようになり、ひいてはポジティブ思考を体得することにつながるのではないか。と、僕は思う。

また、本記事では「ネガティブな自分を殺す必要はない」と再三言っている。これは前述の理由はあるんだけど、実はそれ以上に「ネガティブという視点を持つこと」は重要なことだからなんだ。物事は多面的に捉えられるほど人はそれを正確に判断することができる。今まではポジティブの観点が大きく抜けていたとしても、ネガティブを殺さずにポジティブを手に入れることで、より多角的に物事を見られる人間に成長できるはずだ。それを実現した時、きっとあなたは今以上に素晴らしい人になっていることだろう。

 

最後に、この記事を読んだネガティブに悩む人が 「ポジティブ思考する自分」を自分の人格リストに加えて、少しでも前を向いて生きていく力を得られることを願う。

 

 

 

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あとがき

久々に5000字超えの記事を書いた気がする。あと久々にちゃんと思考や伝えたい内容を整理しながらブログ記事を書いた気がする。もしこれで読みにくかったらここが今の俺の文章力の限界だ。もっと成長していきたい。

しかしながら時間も体力も使うけど、思考を文章という形に成形して誰かの目に見える形で出力するのは楽しいね。そして実はこの記事を書くこと自体も、ポジティブシンキングをアウトプットする練習の一環だったりもする。

長々と書いたけど、この記事が誰かの助けや気付きに少しでも貢献したり、このアウトプットによって自分のポジティブ力が少しでも伸びていればいいなと思うばかり。

 

それでは今回はこの辺で。